拡大 | [コース概要] ホール全体を上から鳥の目で見てみるとグリーンとティグラウンドを結ぶ線は一直線である。一見、見通しのよい、なんの変哲もないホールのようだ。ところが、実際にプレーするとフェアウェイは右に折れ、左に曲がりとうねっているように見える。 なぜだろう? 一つに20mもの標高差があるアップヒルコースで、グリーンが見えないことによる。 二つには、両サイドの山が交互にせり出ていてフェアウェイを押し込んでいることにあるようだ。 覚えてしまえばなんのことはないが、最初は戸惑う。特にティショットはティグラウンド前方で右から山がせり出ていて、コース右半分の視界をさえぎっている。ティグラウンドに立つと、前方で右へドッグレッグしているように見えてしまう。 ホールに沿って、右サイドは全部OBライン。左サイドにはこんもりした山の斜面がせり出ていて、打ち込んだらお手上げ。アンプレアブルのケースだ。 このホールは、地上の視界に惑わされることなく、いつも鳥の目で見て、立体的に攻める必要がある。 グリーンは手前がベントA、奥がベントB。アプローチには一つ大きめで。 |